私たちシセイ堂デザインは、2023年10月1日に創業40周年を迎えました。
デザインという思想を軸に、
Persons(ヒト)・Goods(モノ)・Things(コト)の理想的なつながりを求めることから私たちの歩みはスタートしました。
以来、移り変わる時代と共に、柔軟なセンスと発想で常に新しい領域を拓き続けてきました。
現在、様々な仕事がAIに取って代わられようとしている中、
私たちデザイナーにできることは何か。
それは0から1を生み出すクリエーションと、1を100に昇華させるイマジネーション。
対象の中に「美」という付加価値を見出し、いかに「独自の機能美」を宿らせるのか。
社員ひとりひとりが悩み、思考しながら、今この瞬間も課題に立ち向かっています。
私たちは40周年を機に、企業指針「Be Creative」に加え、
9つの「Be-Statement」を決定し、ひとりひとりが目指す行動指針としました。
建設的であること
感動と驚きをもたらすデザインは、私たちが常に自問自答し、最適解を追求する姿勢から生まれます。私たちはディテールにこだわり、意図する匠であり続けます。建設的なアプローチと誠実なモノづくりを通じて、日々の生活体験と環境の変化から学び、お客様に感動と驚きを提供したいと考えています。
魅力的であること
デザイナーとして、人として、歳を重ねるごとに魅力が濃くなっていく人でいたい。情熱と創造力でワクワクするデザインを提供し、クライアントのビジョンを輝かせます。一人の女性としては、自分らしさを通じて、他の女性たちにも活力とインスピレーションを与える存在でありたいと願っています。
想像力を働かせること
想像力は「デザインする」場面だけではなく、「人と付き合う」の中でいかに発揮できるかが重要かと。互いを理解し想像することで、より豊かな仕事、人間関係の構築へと広がりがあると思うからです。右脳左脳でバランスよく想像力を働かせたいですね。
革新的であること
AIの進化により、あらゆる技術分野への参入が可能になったことで、近年複雑化と効率化が加速しています。これからもAIをうまく活用することで業務を効率化し、そこから得られる貴重な時間を新たなアイデアやテクノロジーの探求にあてて、積極的な導入に臨んでいきます。
日々の生活を輝かせること
それは40代の私にもっとも必要な言葉。仕事でも子育てでも笑顔で輝いていたい。輝きは「ヒトからヒトへヒトからモノへ」連鎖するはず。自分が輝けば、きっと周りも輝かせられる。その想いでこれからも心に届くデザインを目指していきます。
クライアントに寄り添うこと
クリエイティブの源泉は、私たちデザイナーではなく、デザインに取り組むモノ・コト・ヒトにある。生み出す側と届ける側の思いに徹底的に寄り添うコミュニケーションで、最適なコミュニケーション力を宿したデザインを創造する。これが私たちデザイナーの使命だと思っています。
新しいアイデアを提案すること
デザインを通じて、自分にしかない自分らしいアイデアで驚きと感動を届けたい。自分の手がけたデザインに少しでも心動くものを感じてもらえたら。それをクリエイティブへの原動力として活動しています。これからもさまざまな経験を経て見識を広げ、新たな驚きと感動を届けていきたいです。
新しい風を吹かせること
デザインは情報を適切に整理し、万人に理解できるように意匠を整えること。でもそれだけでなく、優れたデザインには触れた人に良い変化を与える力もあります。単なる情報整理を超えたデザインの共鳴により、新しい風を吹かせ、ポジティブな変革をもたらします。
未来を明るくすること
節電を心がける今日この頃ですが、関わってくださる方々の未来、そして曇りがちな日ですらも煌々と照らすことができる、そんな存在になりたいと常々思っています。また、brightenには「輝かせる、光らせる」という意味もあります。皆さんの眩しい笑顔で未来を輝かせましょう。