デザイナー人生の中で初めての賞がまさか金賞とは思いもよらず、喜びを通り越して唖然としています。写真家の圧倒的な表現力を損なわぬよう、それだけに集中してデザインしたのが良かったかもしれません。あるいは、大山の力に導かれたのかも。様々な力をお借りし、それを倍加させるようなデザインをこれからも目指します！

私と同じく広告アワードのなかった地方へ移住した先輩はゼロから広告アワードを有志らと開催しその地に根付かせました。それをただ傍観するだけだった私に期せずして訪れたチャンス、山陰広告賞そのものに、広告主同様に感謝します。今後は受賞＝経済貢献＝利益貢献と、文化的功績を超えた評価に繋がって欲しいと願います。

麒麟獅子は、日本遺産認定以前から弊社が重視してきた地域テーマ。「麒麟EXHIBITIONS」開催実現、その特別図録「麒麟の空」制作を担えただけで光栄でしたが、さらにそれを評価いただき祝着至極！心のガッツポーズが隠しきれません。制作を通じ、今までにない様々な方々と共に未経験の領域に挑めたこと、その全てに感謝！